トラブル
シューティング

ブロッキング
保管場所の温度、湿度が高い
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塗料メーカーの指定条件で保管する
粉体塗料を長期間保管して古くなっている
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新しい塗料を使用する
その他
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軽微な症状の場合はフルイにかける
スピット
粉体塗料が貯蔵中、もしくは塗装時の回路中においてブロッキングしている
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塗料は低い温度で保管する
※詳しくは「ブロッキング」を参照
塗装ガン先端に塗料が付着、堆積しやすい
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塗料の付着、堆積のしにくいヘッドを選択する
流動空気圧力が低い
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規定の流動空気圧力にして、塗料が良く流動するようにする
その他
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粉体塗装機の消耗品(ガン先端などに)ヒビ・削れが発生していたら交換
静電反発(逆電離現象)
印加電圧が高い
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印加電圧を下げる(特にリコート時)
厚く塗りすぎている
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厚塗りを避ける
フリーイオンの多い塗装ガンを使用している
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フリーイオン除去装置を取り付ける
塗装物が帯電したまま塗装している。アース不良
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アースを取り除電する
付きまわり不良・密着不良
印加電圧が適正でない
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印加電圧を確認する
印加電圧を下げた方が、凹部への入り込みは向上する
アースが十分取れていない
(アースが取れていない場合、極端に凹部への回り込みが低下する)
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被塗物のアースを充分にとる
回収粉の比率が高い
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連続的に回収タンクに新粉を補充し、新粉と回収粉の割合を一定に保つ
黄変
屋外などに放置している
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屋外に放置せず室内で保管する
※特にエポキシ系塗料は紫外線で黄変しやすいため、屋内で保管する
焼付温度が高いもしくは、焼付時間が長い
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焼付条件を確認する
黄変しやすい塗料を使用している
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塗料選定を見直す
ガス式乾燥炉の燃焼生成ガスの影響で塗膜が変色している(ガスチェッキング)
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燃焼生成ガスの発生有無を確認する乾燥炉を変更する
額縁現象
印加電圧が高い
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被塗物に適した電圧に設定する
被塗物とガン距離が近い
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被塗物とガン先の距離を調整する
粉体塗料の吐出量が多い
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吐出量を調整する
硬度不足
焼付温度が低いもしくは、焼付時間が短い
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塗料メーカーが推奨する焼付時間と温度を順守する
前処理剤と粉体塗料の相性が悪い
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粉体塗料に合わせた前処理を適正に行う
ゆず肌
塗装時の膜厚不足もしくは、過剰膜厚
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塗装方法の再検討(塗装時間、吐出量、作業方法等)をする
印加電圧が高い
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被塗物に適した電圧に設定する
焼き付け乾燥炉に入る前に、風などの物理的要因により塗料が落下してしまったため
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作業場の風の流れ等の防止もしくは、緩和措置をとる
静電反発(逆電離現象)が起きている
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電圧を下げる
被塗物に対してガン距離を離す
アースが適切であることを確認する
バージン/回収分の割合調整を確認する
発錆
素地の調整が十分に行われていない
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研磨等で表面調整する
汚れた作業着・手袋や素手で被塗物を触った
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新しい作業着・手袋で作業を行う
水切り乾燥が不十分で、表面に水分が残っている
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水切り乾燥炉の温度を上げる
前処理出口でエアブローし、事前に除去する
塗料中の樹脂、顔料の防錆力が不足している
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塗料組成を変更する
膜厚が薄い
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十分な防錆カが得られるまで膜厚を厚くする
ピンホール
被塗物の巣穴から発泡している
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あらかじめ被塗物を空焼きする
被塗物に錆及びゴミ等の異物が付着している
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異物除去を徹底する
異種塗料(粉体塗料)が混入している
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色替え時に、ブースと供給循環装置の清掃を徹底し、同一作業場内でのタイプの異なる粉体塗料(特にアクリル系やハジキ剤を使用した塗料)との併用を避ける
過剰な厚膜のため、脱泡不良が発生している
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塗料メーカーの推奨膜厚を守る
焼付乾燥炉の温度が高い
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塗料メーカーが推奨する焼き付け乾燥時間と温度を順守する
へこみ・はじき
被塗物の脱脂不良
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きちんと脱脂洗浄を行う
被塗物に異物が付着している
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異物除去を徹底する
異種塗料とコンタミしている
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色替え時のブースと供給循環装置の清掃を徹底し、同一作業場内でのタイプの異なる粉体塗料(特にアクリル系やハジキ剤を使用した塗料)との併用を避ける
塗装設備(塗装機、コンプレッサー等)に水、油等が混入している
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塗装設備を清掃する
ブツ
被塗物にゴミや異物等が付着している
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異物除去を徹底する
塗装後、塗膜にゴミや異物等が付着する
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塗装作業場を清掃する
焼付乾燥中に付着している場合は乾燥炉内を清掃する
回収粉を使用している場合、金属粉やゴミ等が回収タンクに混入し、ブツが発生する
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回収装置、タンクを清掃する
古くなった粉体塗料のブロッキングやゲル化による硬化不良が発生し、十分に溶けきらなかった塗料が塊となってブツとなる
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塗料メーカーの使用期限を守る
循環経路(塗料ホース等)でのブロッキングが起きたため
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回収タンクから粉体塗装ガンへの塗料ホース内に粉の滞留や、熱、湿気、圧力等がかからないようにする
流れ・たれ
塗装時の厚塗り(過剰膜厚)
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塗装方法を再検討する(塗装時間、吐出量、作業方法等)
粉体塗料が全体的に端によってしまったため
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電圧を上げる。アースを確認する
透け
適正膜厚よりも薄膜になっている
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塗装方法を再検討する(塗装時間、吐出量、作業方法等)
レシプロ塗装の場合、設定が被塗物の形状及びラインスピードに適していないため
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レシプロスピードにラインスピードを合わせる
塗料自体の隠ぺい力不足のため
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塗料を改良する(隠ぺい力の増強)
塗膜が波打つ
塗装物に静電気が滞留し塗膜が波打つ
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波打った塗膜は剥離する(ブロー)
空気が乾燥しているため静電気が起きやすい
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アースをとり静電気を除去する
塗装機の電流のセッティングが高いため
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静電気除去ガンを用い静電気を除去する
その他
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床に水を撒くなどして帯電しづらい環境をつくる
その他
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1度空焼きをすることで除電する

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